トレースデバッグの方法作成したモジュールのイベントプロシージャの実行状況を トレースしデバッグすることができます。 まず、アプリケーションをビルドします。次に、 [ビルド]メニューの[トレース実行]を選択します。 すると次の図のようなトレースダイアログが表示されます。![]() [トレースダイアログ] そして、トレースを開始するには、トレースダイアログの [start]ボタンを押下してください。 イベントプロシージャが起動されると、 トレースダイアログに次のように出力されます。 また、トレース出力を停止するには、[stop]ボタンを押下してください。 ![]() [トレース出力] もし、トレース出力中に、あるイベントプロシージャの function 関数名( ) endが出力されず、アプリケーションが異常終了する場合、 そのイベントプロシージャのプログラムに異常があることが わかります。 また、次のように (A)の WSGFtrace() 関数によって アプリケーションプログラムからもトレース出力を 行うことができます。
#include <WScom.h>
#include <WSCfunctionList.h>
#include <WSCbase.h>
//-----------------------------------------------
//Function for the event procedure
//-----------------------------------------------
void btn_ep1(WSCbase* object){
object->setProperty(WSNlabelString,"Hello!");
WSCstring string;
string = "btn_ep1 called!!!!!\n";
WSGFtrace(string); //(A)
}
static WSCfunctionRegister op("btn_ep1",(void*)btn_ep1);
なお、WSGFtrace( ) による出力は、トレース出力時のみ有効となります。
![]() [アプリケーションによるトレース出力] Document Release 2.0 For Use with Wide Studio Release 2.0, Spring 2002
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