イベントプロシージャとはイベントプロシージャは、 C++ 言語で記述された、 オブジェクトの動作を補佐するためのプログラムです。 イベントプロシージャを使用することで、オブジェクトだけでは実現が難しい 高度な動きをする画面の実現、オブジェクトへの機能の追加や、データの投入など、 更に複雑な動作を実現することができます。イベントプロシージャは、C++ 言語の知識があれば自由に記述定義することが できます。 プログラムの記述方法については、プログラミング編を参照下さい。 イベントプロシージャは次の要素を持ちます。
![]() [イベントプロシージャ] イベントプロシージャ関数イベントプロシージャの関数は、引数に、張り付けたオブジェクトが 渡されて来ます。次に示すものは、アプリケーションビルダが生成した、イベントプロシージャ 関数のサンプルです。
#include <WScom.h>
#include <WSCfunctionList.h>
#include <WSCbase.h>
//----------------------------------------------------------
//Function for the event procedure
//----------------------------------------------------------
void sample(WSCbase* object){
object->setProperty(WSNlabelString,"Hello."); //A
}
static WSCfunctionRegister op("sample",(void*)sample);
A は、オブジェクトの表示文字列プロパティ、WSNlabelSgtring
を、Hello. に設定しています。
Document Release 2.0 For Use with Wide Studio Release 2.0, Spring 2002
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